護持大衆

こんにちは。

風が吹いている時は

心地の良い音色を楽しむ事が出来ます。

今日のお題は大般若転読会にあずかり

護持大衆をお話しようかと思います。

仏教の話になりますが

善く教えを聞き規則正しく保つか否や

などの戒和尚さまからお聞きします。

それを聞いた僧侶の弟子が善く保つと

答えます。そうです。

仏教では教えを保持し護る事が重要なのです。

今日までお寺が続いているのはこのように

教えを聞き保持し護る者がいるからに相違ございません。

それを護持と言うのです。

その中には院内安穏や興隆仏法や天下泰平と言ったものの

願いも込められています。

先ずはお経にあやかる事と

悪い行いをしない事と

決められた戒律と言った規則正しい事をする

と行ったものかと思います。

例えば、服装にしてもそれ相応の身だしなみをするとか

挨拶する時は手を合わせて合掌して会釈するとか

それぞれに整った作法があって初めてかたちになって

その教えを護った事に通ずるのです。

また、人と言う者は年配者や後輩や歳の多い少ないの

そういった年代層たちがいます。

話を調和する事こそが仏教を護持することにあります。

例えば、親孝行などの孝養を多くする事や

善く面倒を見ることなども良い事だと思います。

そして、社会が明るくなることを祈るばかりです。

そうした実践の仏教を行動にうつしてこそ

護持大衆の意味があるのではないでしょうか。

平成30年 5月17日 南無大師遍照金剛 合掌

2018年05月17日